霊園のマーケティング
2018.01.27 | マーケティングブログ
朝は4本の足で立って昼は2本の足で立って夜は3本の足で立つ生き物はな~んだ?
正解は人間です。
誰でも知ってるなぞなぞですよね。
初めて聞いた時は良くできたなぞなぞだと思いましたね。
2本の足で立ってる時に建てる家が新築だとすると3本の足で立つ時に買う家がお墓ってことになるでしょうか。
そんなお墓を買う人が増えてるみたいですね。
長男じゃないと今あるお墓には入れないので次男、三男と下の兄弟達は自分でお墓を買う必要が出てきます。
かといってお寺にお墓を建てると檀家として毎年結構なお金を払うことになります。
そこで登場したのが霊園です。
最初にある一定金額を支払うとずっとお墓の面倒を見てくれる。
楽といえば楽な、お骨を物質として扱っていると言えばそんな感じのシステムですね。
だって面倒を見るのが面倒臭いから一定額を支払ってそのままずっと預けちゃうわけでしょ?
そんな霊園のチラシが多いですね。特に土曜日のチラシです。
お墓のことを考え出す世代は80代でしょうか。
その子供達ということになると50代というところでしょう。まだ働いている世代ですね。
親世代がチラシを見る、子世代に連絡して土曜日だからそのまま霊園に行ってみようかという話になる感じですか。
子世代も自分達に関係のある話ですからね。
土曜日の仕事休みに2世代揃って霊園を見に行くわけです。
霊園のチラシは1月に圧倒的に増えましたね。
今日は5つの霊園のチラシが入っていました。
年が明けて新しい気持ちで新年がスタートしました。
その新鮮な気持ちのまま「今年こそは」とか「何か新しいことを始めなきゃ」とか言って行動を起こす人が増えるんでしょうね。
これって家を買うお客さんの心理と一緒ですね。
2本足の時に建てる家、3本足の時に建てる家。
同じ家なら行動を起こすお客さんの心理も一緒ですね。
まぁこの行動心理は家に限らない話ですけどね。
そこを考えてお客さんを行動させられる広告を出せると反応が上がりやすくなります。