7割くらいの力で握る
2017.04.27 | マーケティングブログ
あなたはゴルフをやりますか?
僕はありがたいことにクライアントさんからゴルフに誘われることもありますので、その時は参加させてもらっています。
ゴルフをやるといってもスコアがどうのとかではなくてコースに出てみんなで楽しむ感じです。
コミュニケーションゴルフですね。
当然そんなゴルフなんで練習場に行くことなんかはありません。(昔は行ってました)
なので練習と言えばもっぱら「イメージトレーニング」です。
そのイメージトレーニングをするためにネットで動画を見てみたりします。
先日ネットでゴルフ動画を見ていた時のことです。
大体ゴルフ動画を見るのはゴルフをやる前日の寝る前です。
一番イメージに残りやすいかな?と思った時間を選んで動画を見ます。
そして誰の動画を参考にするかというと、、、適当です。
例えば、タイガーウッズだったり、マキロイだったり、ダスティンジョンソンだったり、松山英樹だったり、、、とその時の気分で選んじゃいます。
その日の気分はタイガーウッズでした。
タイガーウッズの動画を見ているとタイトルに「Butch Harmon」という人名が入っていました。
「Butch Harmonって誰?」と思って調べてみると、2000年前後のタイガーウッズ全盛期にタイガーウッズのゴルフコーチだった人みたいですね。
このコーチのおかげもあってタイガーウッズのプレーがあったわけです。
タイガーウッズがこのコーチから学んだことで2つ大切にしていたことがあるそうです。
1つ目はダウンスイングの際に右手の肘を垂直に降ろしていくこと(?)です。
もう一つがグリップの握りを緩くすることです。
左手のグリップの握りを緩くする。右手は軽く支える程度でインパクト時には押し出すイメージだそうです。
タイガーウッズの場合は左手の握りの強さを7割くらいにしていたそうです。
それのほうがスイングが安定するみたいです。
普通の考えだとグリップをしっかり握ってキチンと打ったほうが良さそうですがそうではないみたいです。
このグリップの考えを聞いてみてビジネスでもそういったことがあるな、と思いました。
例えば、何か新しい事業を立ち上げる際に準備段階から実際に運営が始まった後までも常に全力で走っている場合があったりします。
でもそういった場合、なかなか結果が出ないケースもあると思っています。
逆に運営が始まったらちょっと力を抜いて走っているほうが結果が出たりします。
力を抜くといっても適当にやるといったことではなく、メリハリを付けてやる感じです。
優先順位を付けて大切なことに注力していく。
準備段階は全力で良いと思いますけどね。
「人事を尽くして天命を待つ」わけではないですけど準備段階は全力、運営開始後は優先順位を考えて適度な力で動いていく。
タイガーウッズの握りから学んだことでした。
ちなみに今まで僕のゴルフの握りは常に全力で握っていました。
そのせいもあってよく手にマメができていたんです。
なのでテーピングをしてプレーしていることが多かったんです。
でも軽い握りに変えても特に問題ありませんでした。
飛距離が落ちるわけでもなくボールが曲がるわけでもありません。
マメができない分気持ち良くプレーできます。
気持ち良くプレーできましたがスコアに良い影響が無かったようです(^_^;)