メディアを最大限活用しなきゃいけない理由
2017.02.23 | マーケティングブログ
ここに一つのグラフを載せました。
なぜこのグラフを載せたかというと2つ理由があります。
1つはこれからする話が重要なので少しでもあなたの注意を惹きたかったから。
もう1つはホームページをどう活用すればいいか分からないという場合に役立つ情報になると思ったからです。
さてこのグラフいったい何のグラフでしょうか?
そう、これはある工務店のホームページのPVのグラフです。
あなたも見てお分かりのとおりグラフの中に2つ月の数字が飛びぬけたところがあります。
毎年同じ傾向になります。
何が起こっているんでしょうか?
住宅販売の繁忙期?
違います。
実はこの現象あなたのサイトでも起こっているかもしれない現状なんです。
ちゃんとアクセスを計測していれば分かります。
何が起こっているんでしょうか?
実はこの2つの数字が飛びぬけた部分は「チラシを折り込んだ月」なんです。
チラシを折り込んだだけです。
このクライアントは完成見学会をベースに集客しています。
見学会は住宅販売の繁忙期に合わせて年2回、グラフの時期に行っているんですね。
実際、このクライアントのサイトは「●●市新築」といったキーワードでGoogleで一番上に出てきます。
それでもチラシ折込の影響力には到底及びませんでした。
ここであなたにお伝えしたいのが、チラシを見てホームページを見る人がどれだけいるかということだけではありません。
「1つ」ということの危険性についてです。
ダンケネディはよく「1という数字は絶対に使ってはいけない数字だ」と言っています。
どういうことかというと何か1つに頼りすぎるとそれが無くなった時に大きなダメージを受けるということです。
例えば折込チラシだけしか広告をしない会社があります。
紹介を待っているだけの会社もあります。
最近では今までずっと続けてきた折込チラシはCPO(契約単価)が高いから止めて、全てネット集客に変更するという会社も出てきています。
いずれにしてもどの会社もその唯一行っている広告が無くなった途端に会社が回らなくなってしまいます。
広告をやっているとどうしても単一的に結果を見がちです。
折込チラシの結果はこう、ホームページの反響はこう、ポスティングの結果はこうという感じでそれぞれのメディアをブツ切りで見てしまいます。
でも実際はグラフで見たようにそれぞれの媒体が綿密に影響を与え合って結果を出しているんです。
チラシでしか反応しないお客さんもいればネットでしか反応しないお客さんもいる。
そしてユーザーの心理レベルによってすぐ反応する人もいれば、時間をかけて教育しないと反応しない人もいる。
もし、売上が頭打ちかなぁと考えているのであれば使うメディアを増やすといいかもしれませんよ。
単にあなたの広告がお客さんに届いていないだけかもしれません。