プランと実践
2016.09.13 | マーケティングブログ
「後手に回ってるな」
と感じることってありませんか?
例えばある程度予測してたのにそれが先に起こってしまった時とかですね。
後手に回ってると感じるということはそうなるんじゃないかな?とどこかで感じてたということですね。
感じてないということは予測できない単なるハプニングです。
予測できてたのに対応できてなかった。
だからモヤモヤ感だけが残ってしまう。
あのときこうしとけばなぁという感じです。
自分もそういうときがあります。
でもそう思っても起きてしまったことは仕方がない。
起きてしまったことに対応し、今後そういったことが起こらないようにするしかありません。
では、そういったことが起こらないようにするにはどうすればいいか?
それは予測するしかありません。
先々の状況をイメージして予測する。
そしてその予測をプランに落としていくんです。
予測はできたけどプランに落としてない。
だから後手に感じる。
そしてプランに落としてないから実践ができない。
だから結局何もやってないのと同じ状態になってしまいます。
じゃあ、何はともあれ動けばいいんでしょ?と思うかもしれませんがそうではありません。
プランのない実践は見直すことができないんです。
突発的だったり対処療法的だったりする動きになるので根本的な部分に気づかなくなります。
なぜそうしたかというプランがないから振り返ることができないんです。
例えばAということをやって失敗した。
じゃあBをやろう、という考えになります。
Aをやったのも突発的にそう思ったからやったわけなので、なぜAが上手くいかなかったかの振り返りができないんです。
プランがあれば「こういったことを予測してAをやった。でも、上手くいかなかった。じゃあ最初の予測をこう改善すればいいんじゃないか?」という動きができます。
突発的な動きでもギャンブルみたいに当たりがでることもあるので何もやらないよりはマシですが、事前のプランがあれば当たりの確率を上げることができます。
何もやらない < ただ実践する < プランを持って実践する
といった感じです。
もし「こうなると思ってたんだよなぁ」ということが起こってしまったら、一度プランに落とし込めてるか考えたほうがいいかもしれません。
まぁ何とかなるだろ、といった希望的予測だと大きな問題になるかもしれませんよ。