枯れちゃいました
2016.08.05 | マーケティングブログ
あなたは草花を枯らしたことはありますか?
僕はあります。しかもこの1年で4本も、、、そしてついに5本目の木を枯らしてしまいました。
ある時ホームセンターに行ったんです。
ホームセンターで庭の芝に撒く目砂を買う予定でした。
目砂といっても売っているところは少ないんです。
芝生の場合は砂ではなく土を撒く目土を置いてあるところが多いからです。
案の定、そのホームセンターにも目砂は置いてなかったのでセメントなんかに使う川砂利というものを買いました。
そのホームセンターの場合、川砂利の置いてある外の商品は外のレジで会計をするんですがその日は中が忙しかったようで外のレジ担当の人も中に手伝いに入っていました。
しかたなく重い10kgの川砂利をカートに載せて店内に入ります。
店内入ってすぐの左のエリアは観葉直物エリア。
そこに目を引く観葉植物を見つけました。
「リビングとか日常的に使う場所に置くのは葉っぱが丸い植物のほうが縁起がいい」何かに書いてあったそんな言葉どおりその植物は濃い緑色をした丸い葉っぱを持っていました。
しかも良く見るとセール品。1鉢980円。
「おぉ安くなってる!葉っぱも丸いし」
ということでその葉っぱが小さくて丸い植物と、もう一つ葉っぱが大きくて丸い植物の2鉢を買うことにしました。
川砂利と一緒に持って帰り2鉢ともリビングのテレビ台の上に置いておきました。
ところが、、、あるとき小さなほうの葉っぱが下を向くようになってきました。
お辞儀をしてるような状態。葉っぱを支えてる茎全部がお辞儀をしてる状態。
大きな葉っぱの植物は問題なく育っています。
葉っぱも増えて縦にも伸びてきています。
しかし小さなほうが元気がない。
「太陽にあててないからかなぁ」と言って女房が外に出して水をあげたり栄養剤を土に差してみたりしていましたが日に日に元気が無くなっていく。
お辞儀はさらに深くなり、葉っぱと茎の色は茶色になっていく、、、水気を失ってカラカラになり、そしてついに枯れてしまいました、、、
枯らすのが5本目だったので「まあしょうがないか」という感じになるかというとそういうものではなく、なんとも言えない完敗感があります。
あ~ぁ、と思いながらその枯れた鉢を良く見て見ると新しい緑の芽が出てきています。
「もしや別の茎が生えてきたか!?」と思ってそのまま放置すること2日。
その緑の芽は見事な雑草になっていました。
庭に生えてるのと同じ。
温室育ちの植物は何の問題もなく育っていいはずなのに枯れてしまった。
一方雑草は過酷な条件の中でスクスク育っている。
雑草は強い。どこでにでも生える。
ビジネスもそんな雑草のような強さを持ったものにしたいですね。
どんな状況でも生き延びていける。
じゃあビジネスでの強さって何になるでしょう?
それはマーケティングです。
どんなにセールスやマネジメントが強くても、買う見込みのあるお客さんを集められなければ意味がありません。
売る相手がいなければ営業マンを管理する意味もない。
でもマーケティングを使って買う見込みのあるお客さんを集めることができれば会社を回していくことはできます。
雑草のように強くなるにはマーケティングです。
自社のマーケティングを一度見直してみてはいかがでしょうか?