もう飽き飽き
2016.07.22 | マーケティングブログ
今月も新しいバージョンで来ましたか、、、
バージョンが新しくなるのを12回も続けてるのを見ると「ん、1つも結果出せてないの?」って疑ってしまいます。なんの話でしょう?
それはチラシです。
毎回毎回違うバージョンのチラシが出てくる。
テーマが変わってたりする。
ちょっと不思議に思ってしまいます。
なぜかというと、もし良い結果が出てるならそれを続けてるはずだろうと思うからです。
でもそうじゃないってことは結果が出せてないからだろうか?でも結果が出せてないなら広告費が無駄になるからチラシやめるんじゃないだろうか?って考えちゃいます。
一つ考えられるのは担当者が飽きちゃうってこと。
結果が出てるなら同じチラシの継続でOK。それを効果が無くなるまで続ける。
一番結果が出しやすくて簡単な方法ですね。
新聞広告に掲載されてる化粧品の広告なんかは典型的なこのパターンです。
同じ広告が1ヶ月に5回掲載されるのも珍しいことじゃありません。
結果を出せてる広告だから当然です。結果が出てるなら出なくなるまで続ける。
毎回新しいチャレンジでベストの結果を出そうとする、その姿勢は素晴らしいと思います。
でも既に結果を出せている方法があるのであればそれを続けたほうが結果を出しやすいと思いませんか?
脅迫観念的にチラシでは新しいチャレンジをし続けなければいけないと思っているかもしれませんがそれは大きな間違いです。
あなたはもっといろんなことをやらなければいけません。
つまり時間がいつも足りてない状態です。
その状態で新しくチラシを作り直すのはキツイです。
高いパフォーマンスを出すことも難しくなります。
そのチラシが正しく結果を出せる方法が見つかっているものであればなおさらです。
チラシをゼロから作り直す必要はありません。
そしてチラシの結果が出てるかどうかをチェックするには必ず計測しなければいけません。
この計測をしていないと結果が出てるかどうかが分からないため勘に頼ってしまいます。
「今回良かったよね」とか「今回はいまいちだった」といった感想が出てきてたら要注意です。
「CV率が前回比で20%を増えたから良かった」とか「CV単価を1万円まで落とせたから良かった」のように正しい指標を計測して具体的に効果が分かるようにしましょう。
やっぱりポイントは計測。
イメージ広告みたいな計測できない広告はやってはいけません。
計測しない広告もやってはいけません。
計測したら結果が出てるか判断しましょう。
もし結果が出てるならその広告を続けましょう。
結果が出なくなったら別の広告に切り替えましょう。
そうすることであなたの貴重な時間を有益な時間に変えることができますよ。