カゴ落ちって知ってる?
2016.07.01 | マーケティングブログ
先日ある比較サイトを使ってHDDを購入しようとしたときのこと。
クライアントからいただくデータに動画なんかが増えてきてファイル保管用の自分のHDD(ハードディスク)は容量がいっぱいになってきてたんです。
容量がいっぱいってホントにいっぱいで残りが200MBとかそんなもの。
動画を保管しようとしたら一発で容量が足りなくなります。
なのでHDDの容量を増やそうとしました。
容量を増やすんであればこの先も長く使えるように容量が大きなHDDを選びたい。そこで使ったのが比較サイト。
同じ商品を買うならどこが安いかランキングが出てくるサイトです。
そこで目的の商品を探します。もちろんHDD。
条件を入力して一覧を表示。そして価格順に並び替えます。
希望条件で一番安いHDDが見つかりました。ショップへのリンクボタンが出てきます。
ショップサイトへ移動。商品をカートに入れて購入画面へ移動。
そこで目にしたものは最近よくある光景でした、、、
それは「強制的に会員登録させようとする」購入画面。
あなたも見たことあるんじゃないでしょうか?
大体「購入するには会員登録してください」って書いてあって「ログイン」と「会員登録」のボタンが2つ並んでます。
僕はこの会員登録っていうのに抵抗があります。
なぜならもうこれ以上IDとか管理したくないから。
バンバン送られてくるメルマガも必要ないので。
既に1日に300通のメールが届いてますから。
しかも会員登録っていうのは誕生日とか購入に必要ない情報まで聞いてきます。
これだけ購入に関係ないことを入力するのはお試し客には抵抗ありますよね。
で、どうしたか?
比較サイトに戻って別のショップを探します。
商品をカートに入れたのに購入しない。これが「カゴ落ち」です。
比較サイト上位ショップなんて1円2円を争ってる感じです。
なので一番安いショップじゃなくてもほとんど価格は変わりません。
そして次のショップに行きます。
そのショップは「ログイン」と「会員登録」と「会員登録せずに購入」のボタンが並んでいます。「会員登録せずに購入」ボタンは重要。少なくとも僕は。
会員登録させなくてもメールアドレスゲットできればいいんじゃないかな?と思います。
会員登録のオファーもないまま登録させようとするのはキツイですよね。
カゴ落ちした人はこんな何かしらの理由で購入するのをやめてます。
あと一歩進んでくれれば買ってくれたのに、、、
今カゴ落ちの割合っていうのは70%程度になってるそうです。
購入した割合じゃなくてカゴ落ちが70%。30%しかカートに入れた後買ってない。
それくらい買う気になったお客さんでも買わせるのが難しくなってるってこと。
自分の都合で入力フォームを作っていないか?
送料なども含めてお客さんが支払う総額が分かりやすくなってるか?
お客さんがどう考えるか?ってのが考え方のベースになります。
いろんな原因があると思うけど、もし一度もネットショップ使ったことがないなら使ってみるといいですよ。
お客さんがどう考えるかが分かってきますからね。