13分の10
2016.05.25 | マーケティングブログ
長い時間かけないと結果が測定しづらいものもあります。
例えばコインを投げて表が出る確率は?当然50%。
1万回投げればかなり50%に近づきます。でも100回しか投げなかったら?
もしかすると表が出る確率が70%になるかもしれません。
測定するには数が少なすぎるから。数が少ないと偏る可能性があります。
これが人になるともっと複雑です。
仕事もそうだけど波のようなものがあります。勢いづいているときとそうじゃないとき。
あなたもそんな時ありますよね。
スタートダッシュタイプもいれば後半に向かって徐々に伸びてくる人もいます。
スタートダッシュタイプの場合は成果が前半に集中するだろうし後半タイプの場合は後半に向かって成果が上がっていく感じだと思います。
つまりコインの表裏と同じで偏る傾向が出てきます。
そういった傾向が1日、1週間、1ヶ月、1年と一定スパンで出てきます。
特に成果の影響がとてつもなく高いスポーツなんかはその影響が表れやすいんじゃないかな?と思います。
年間である一定の成績が残せた選手もシーズン通してみると決して平たんだったわけではありません。春先良くて夏に向けて下降し、夏からシーズンオフに向かって再び上がってきたとかそんな感じになります。
毎日プレーしてれば自分自身の状態も把握できるけど、そうじゃないポジションの選手もいます。代打などのレギュラー以外のメンバー。
彼らはいつ出場機会が訪れるか分かりません。ピンチヒッターとして途中出場もあればスタートから入ることもあります。
ただ明日の状態が分からない状態だから準備がしづらい。
出場機会があるか分からないのに常にベストの状態を保っていなければいけない。モチベーションが上がりづらくてつらいときもあるだろうと思います。
そんな中、気分がスカッとしますね!
何が?って?イチロー選手の連日マルチ安打。
イチロー選手の現在のポジションは上で書いたような状態。
ピンチヒッターとしての役割になっていました。でもレギュラーメンバーの故障で急きょスタメンに。
そのスタメンでの成績が3日間、13打席で、、、
4安打、2安打、4安打で合計10安打。
13分の10。打率7割6分9厘。
さっきも言ったとおりかなり短い期間での数字ですからね。
でも長い期間を通してみるとこういった山と不調の時の谷が組み合わさって丘ができます。
それが代打での起用だと1発勝負になってきます。打てないと次回使ってもらえない可能性も出てきます。そんな時他のスタメンはノーヒットだったりします。
そういえば去年もスタメンで出てて結果を残してる時に故障選手が戻ってきてその後出れなくなった時があったことを思い出しました。
若手選手の育成や球団が支払ったお金とかいろんな要因があると思うけど結果が出てるんなら使い続けて欲しいと思います。
チラシと同じですね。