縮小マーケットで売上を上げる方法
2016.03.03 | マーケティングブログ
今日はひなまつり。
桃の節句。春も間近ですね。
ひなまつりと言えば誰もが知ってるイベントですよね。
イベントの時は何をするんでしたっけ?
何?というあなたはこちらからこの記事を読んでください。
さて、何をお話しましょうか?
天気の良い澄み切った青い空を眺めてると大平原の空が思い浮かびます。
そうアフリカのサバンナのような。
澄み切った空の下には乾いた草原が広がっています。
そしてお約束の光景で、チーターがシマウマみを追いかけている、ゾウが親子で歩いている、ライオンが昼寝してる。そんな感じ。
そんな食糧が少ないサバンナは生存競争が激しい。
だから、環境適応できない動物は絶滅する・・・
でも当然ながら生きながらえている動物もいる。その動物独自のポジショニングをして。
そういった動物の中でも特に独特なのはキリン。
あんなに背が高い動物他にいませんよね。
今更言う事でもないけど特に首が長い。
ではなぜキリンの首は長いのか?
諸説ある。高い木の上にある葉っぱを食べたい、水を飲むのに適してるとか。
ここでは葉っぱを食べたいという説で話を進めてみます。
サバンナでは食糧の確保も一苦労。なぜなら需要のほうが多いから。
当然みんなが食べやすい地面に生えている草は奪い合いになります。
奪い合いになれば食べれない動物が出てくる。食べれなければ死ぬしかない。
そこでキリンはどうなったか?
首が長くなった。
でもちょっと考えてみてください。
首が勝手に長くなったわけじゃないですよね。理由があって首が長くなった。
「あ、あそこに食べれそうな葉っぱがあるジャン!」
って周りを見渡したから理由ができた。
ここがポイントです。周りを見渡すってこと。
ちょっと上を向けば食べ物があるのに、地面ばっかり見てるから気づかないことがよくあります。
上を向くこともあるのに地面にある草が無くなると思ってない。つまり問題意識がないから上を向いても食べ物が目に入らない。
いろんな業界で食べ物が無くなってきています。
景気の影響が一番大きいと思いますが、回復を待ってる間に食べ物が無くなるかもしれません。
今のうちに新しい食べ物を探して欲しいと思います。
「じゃあどうやって見つければいいの?」
それは自分で考えるしかないんですがヒントをいくつかお教えします。
1つはセグメントを分ける。分かりやすくいうと対象顧客を絞りこむことです。
絞りこむっていうと、数が減っちゃうと思うかもしれないけどご安心を。
絞り込んで増やせばいいんです。絞り込んだセグメントを増やしていきます。
例えばケーキ屋さんなら「ケーキが欲しい皆さん」って言ってたのを
「いちごのショートケーキが欲しい方」
「お誕生日ケーキが欲しい方」
「贈答用のケーキが欲しい方」
って感じでセグメントで分けていきます。
それぞれのセグメントへのメッセージが深くなるから反響が上がります。そして、分けたセグメントの数を合わせると全体の数と同じになるので数も減っていません。
なにより「同じ商品を別のセグメントに売れる」ってのがいいと思います。
これが1つ目です。
もう一つは別業界を見ることです。
視察なんて重く考えないでくださいね。
普段使ってる喫茶店で自社に取り入れられそうなことを探す、飲み屋で探す、子供と行った動物園で探す、、、いろいろできますよね。
気になったことは、良し悪しを判断する前に即実践。
考えると迷いが出てできなくなっちゃいます。
まずはお金がかからないことを即実践。
さあ、あなたも今すぐやってみよう!