ただ行動するだけじゃダメなワケ
2016.02.24 | マーケティングブログ
先日友達と飲みに行った時のこと。
その友達の悩みの解決に役立ちそうな本があったので、前にプレゼントしていたんです。
なので
「贈った本に書いてあったことやってみた?」
と聞いてみたら
「ちょっと忙しくてやれてないんだ、まだ半分しか読めてなくて、、、」
という返答でした。
ガーン、、、読んですらいないの、、、とちょっとへこみます。
そんな人の行動について話したいと思います。
何かを学んだ人が100人いたら5人(1人だったかな?)の人だけが学んだことを実行するという話は知ってる人も多いと思います。
この学ぶから行動へのステップアップには95人が登れない壁があるということです。
この壁を簡単に登っちゃう人もいます。
とりあえずやればいいんでしょ?という感覚で。
しかし、この壁さえ登れればいいのか?っていうとそういうことでもありません。実行には改善が必要になってくるからです。ただやればいいだけじゃないんです。
改善っていうのは、PDCAのC(チェック)とA(アクション)です。
この、とりあえず実行型の人の場合、ギャンブル志向が強いのかなぁ~?と最近感じています。
とりあえず当たりが出るまでやるという感じです。
何もしないよりは100倍マシなんですが、やり方というかマインドが違うと感じています。
よくあるのは新しいノウハウにどんどん飛びついていくパターン。
例えば集客したいとします。
すると
SEOならお客さんが来るみたいだ → ちょっとやってみて結果でないと止める
どうやらフェイスブックが流行ってるみたいだ → ちょっとやって結果でないと止める
Twitterが流行ってるみたいだ → ちょっとやってみて結果でなくて止める
LINEが流行ってるみたいだ → ちょっとやってみて結果でなくて止める、、、
を延々と繰り返す、、、
やってるほうは行動してるからOKって話になってくきます。
新しいものにアンテナをはるのは重要だけど、やみくもに飛びついても結果は出ませんよね。
っていうか、行動しても改善しようと思ってないから改善に重要な「What(なぜ)・Why(何)」がありません。
「なぜ結果が出ないのか?」、「結果を出すには何が重要なのか?」といったことに目が向かないんです。
だから、新しいものや新しいやり方「HOW(どのように)」を追いかけ続けます。
そして、何か結果が出そうな情報に振り回され続けます。
これってキツくないですか?なぜなら改善しようとしないから本当に重要な部分がいつまで経っても分からないんです。
なんでも1回ちょっとやってみて終わり。つまみ食いを続けて結果が出るほど甘くないですよね。
何か1つでいいから改善を繰り返して結果を出す。
そうすれば、結果を出すメカニズムが多少なりとも分かります。それを他のことにも活かしていく。
本当に重要な部分が分かればやるべきことも分かってきます。
フェイスブックを使うとしたら、フェイスブック広告をやることが重要ではなくてフェイスブックでこういった状態を作ることが重要だ、っていうことが分かってきます。
PPCをやることが重要ではなくて、PPCをビジネス全体のどの位置に持ってくるかが重要だってことが分かってきます。
学んで行動しない人よりはいいと思います。
でもただ行動するだけではダメ。
行動して改善して次に活かしていくことが重要です。
あなたはどう思いますか?