なぜフェイスブックが新規集客に使えないのか?
2017.10.26 | マーケティングブログ
先日、車で柏から自宅に帰ってこようとしていた時のこと。
ちょうど自宅まで半分くらいの距離まで来たときに携帯電話が鳴りました。
ハンズフリーのボタンを押すとクライアントからの電話。
インターネット担当ではないスタッフの方からの電話。
スタッフ「会社のインターネットのことで聞きたいことがあるんですけど岩崎さんでいいですか?」
僕「はい大丈夫ですよ」
スタッフ「フェイスブックの管理者って決まってますか?」
僕「ん~、特に決まってないですね」
スタッフ「実は今日、FCの勉強会に参加したんですけどそこでフェイスブックを活用したほうがいいという話がありまして。ウチのフェイスブックはどうなってるのかな?と思ったんですけど誰が管理してるのか分からなくて電話してみたんです。」
といった電話でした。
あなたもこれと同じような話を聞いたことはありませんか?
「若い人にアプローチするならフェイスブックだ」と言っていたFC本部のバイザーとか
「社長、LINE使ったほうがいいみたいですよ」とかどこかの勉強会で聞いてきたスタッフとかいますよね?
さて、その話を聞いた後あなたの会社のフェイスブックはどうなったでしょうか?
フェイスブックでもLINEでもインスタでもTwitterでも何でもいいんですが、今流行っていると言われたSNSを活用したほうがいいと言われてどうなりましたか?
何も変わってないですよね?
もし継続して更新し続けてたとしてもおそらく何も変わってないと思います。
これはあなたの会社だけではありません。
ほとんどの会社さんが抱えてる問題です。
「フェイスブックが流行ってるからやったほうがいいと言われたやってみた。でも何も起きなかった、、、」
でもちょっと思い出してみてください。
フェイスブックを使ってガンガン集客している会社もありますよね?
LINEの友達登録のQRコードとかチラシとかいたる所に載ってますよね。
あれだけ掲載されているのに効果がないでしょうか?
効果がないのにわざわざインスタに載せる写真を撮るのにインスタ映えとか言って良い写真を撮ろうと努力するでしょうか?
ネットで検索してみれば分かりますがこういったメディアを使って集客に成功している事例はいっぱい出ています。
実際成果が出てるんだと思いますし、僕のクライアントでもフェイスブックを活用して集客している方もいらっしゃいます。
でもある会社はそれをやってみても成果が出ない。
なぜでしょうか?
それは「メディア」に目を向けているからです。
フェイスブックというのはお客さんにメッセージを伝えるためのツールであるメディアです。
メディアというのはマーケティングにおいて重要な3つの柱の1つですが、一番最後に考える部分です。
家で言うと外装とか内装みたいなもので、基礎とか構造ができていない状態で家を建てようとしているようなものです。
建つわけありませんよね?
それを外装とか内装のようなメディアだけで建てようとするからマーケティングが建たなくなっちゃうんです。
いかがでしょうか?
メディア頼みではマーケティングで成果を出すことは難しいです。
その前にメディアを通してお客さんに何を伝えるのかを考えることからスタートしてくださいね。