販売強化月間で売り切れる?
2018.01.15 | マーケティングブログ
期末が近づいていることもあって抱えてる物件を販売しきりたいと考えてる会社さんも多いんじゃないでしょうか?
在庫抱えて期をまたいだり現金が無いのはキツイですもんね。
そんなときよくやるのが販売強化月間。
抱えてる在庫物件を売りさばけ―、と社長の大号令がかかるわけです。
今まで意識していなかった在庫物件、売ろうともしてこなかった物件を突然売らなきゃいけなくなるわけです。
当然営業マンがあたふたしだします。
お店に新しく来たお客さんにも注文住宅の説明はそこそこに在庫物件の紹介をし始めます。
オープン以来作ったことがなかったチラシを作り始めます。
「柏市中央 0000万円 駅近」
みたいな感じのヘッドラインで他の会社がやってるようなチラシをポスティングし出したりします。
さてこの方法で在庫物件は売れるのでしょうか?
おそらく最後は
「柏市中央 0000万円 → 0000万円 駅近」
となる可能性が高いでしょう。
他の会社と同じように売ってるわけですから、、、
値段勝負になるのは見えてますよね。
では値下げもせずに在庫物件を売るにはまず最初に何をすればいいのでしょうか?
それはリサーチです。
お客さんが何を考えてるのか頭の中を覗くわけです。
相手が求めているものが分からないままチラシでメッセージを伝えようとしても伝わりませんよね。
推測で作ったメッセージが当たるのを待つしかありません。
でもほとんどの場合が最初のメッセージが伝わらなかった時点であきらめます。
「お客さんはこの物件はこの価格では買わないんだ」と。
そして値下げに走るわけですね。
自分達のやり方の落ち度を物件のせいにして価格を下げるわけです。
なのでまず最初にリサーチすることが重要なんです。
リサーチしてお客さんが求めているものを知ることがスタートです。
お店に来てくれたお客さんに聞いてみるのがいいと思います。
次にやることはテストです。
多くの会社がテストをせずにいきなりドカンとチラシにお金をつぎこんだりします。
テストをせずに50万円といったお金を使ってチラシを5万部配布したりします。
推測で作ったメッセージをチラシでドカンと配布して当たりが来るのを待つ。
ギャンブルですね。
あなたもギャンブルで会社を運営したくはないと思います。
なのでまず小規模でテストして当たりの出るアイデアを見つけることが重要なんです。
チラシでもネットでもいいので一番結果が早く出るメディアがいいです。
リサーチ、テストを繰り返して当たりのでるアイデアが分かってから大きく展開していくわけです。
さてこれらを突然始まった販売強化月間で行うことができるでしょうか?
1ヶ月でリサーチ、テストを繰り返して反響を取る?
できないことはありません。
でも販売強化月間の前からコツコツとリサーチ&テストを繰り返していたとしたら?
販売強化月間なんて必要なかったかもしれませんね。
販売強化月間だから売ることを考えるんじゃなくて普段から売ることを考えてなきゃいけないんですね。
なぜならあなたの商品はお客さんの問題を解決できる素晴らしい商品だからです。
自信を持って売ることを考えていきましょうね。