バナー広告作成のポイント
2017.05.21 | マーケティングブログ
天気がいいと車でドライブしたくなりますよね。
先日僕も車のドライブ、といってもクライアント先に行った時のことですが面白い看板を見つけました。
そのクライアントまでは下道40分、高速20分、下道1時間の計2時間くらいかかります。
そしてその看板は高速を降りてから30分くらい走った道路の交差点にあります。
見通しの良い交差点ですが近くに学校があるのでドライバーに注意を促すのが目的のようです。
その看板にはこう書いてあります。
「信号無視は悪い虫」
交通安全の標語ですね。思わず目を引きますよね。
見通しの良い交差点だから信号無視するドライバーがいるんだと思いますが、そんなドライバーは悪い虫です。
こういった看板は交通安全の標語だけじゃなくてお店とかでも目を引きますよね。
一方で「こんなところに看板あったっけ?」というような看板もあります。
その違いはどこにあるんでしょうか?
1つは「興味・関心を惹くか?」というところにあります。
何気なく目にしたときに頭の中に飛び込んでくるかどうかです。
「信号無視で大切な命を~」といった標語が一般的なところに「信号無視は悪い虫」と言われると興味を惹きます。思わず読んでしまいます。
2つ目は「目立つかどうか?」です。
これは問い合わせボタンの作り方でもお伝えしたようにお客さんの目に入らないことにはどんなに効果的なメッセージを書いていても伝わることがないということです。
この方法はホームページでも使えます。
特にバナーだと効果を出しやすくなります。
バナーとは画像を使ったリンクボタンのことです。
Yahooのトップページ右上に大きな画像広告が出ていると思います。
あれがバナーです。
自社ホームページに掲載している画像リンクもバナーです。
このバナー広告ですが、Yahooのバナー広告だとサイズの制限があります。
でも自社ホームページの場合はサイズの制限はありません。
するとどういったことが起こるかというと何でもかんでもいろんな情報を載せようとしちゃうんですね。
これがバナー作成の際の落とし穴です。
考えてみてください。バナーの目的って何でしょうか?
例えば工務店さんが建物の商品バナーを掲載する際に建物写真、スペック、価格、コンセプト、、、といろんな情報をバナーで掲載していたとします。
これはバナーの目的に沿っているでしょうか?
バナーの目的は「クリックさせること」です。
セールスレターでいうとヘッドラインと同じです。
クリックしてもらって先の情報を見てもらうことが目的です。
なのにそのバナーでできるだけ多くの情報を載せて内容を説明しようとする。
これってバナーの目的に沿っていませんよね?
なのでバナーを作る際には目的をハッキリさせて作ってください。
バナーの目的はクリックさせること。
そして、詳細な情報はリンクで飛んだページで紹介する。
それを意識するだけであなたが見てもらいたいページがより見てもらえるようになるかもしれませんよ。