お客さんに合わせたCTA
2017.04.28 | マーケティングブログ
僕には毎朝の日課があります。
あなたもそういった日課があると思います。
一日の予定を書きだすとか、掃除をするとかそんなものです。
僕の場合はチラシチェック。
これだけは楽しくてやめられませんね。
福岡の実家に帰った時は福岡ならではの地元のチラシを見て楽しんでいます。
この前正月に帰った時は紳士服のチラシがなんと5社も入っていてビックリしました。(ちなみに柏の場合は2社)
しかもパターンは柏でやってるのと同じ。
みんな同じ構成で作られていてオファー勝負。
地域性が出てますね。
そんなチラシを今朝見ていると為になるチラシを見つけました。
ゴールデンウィーク前なんで普段の土曜日の2倍の量のチラシが入っていましたが、その中に1枚だけ入っていました。
それは、、、
リフォームのチラシです。
ゴールデンウィークリフォームフェアというヘッドラインになっています。
大手メーカーのチラシなのでグループ会社の新築の住宅展示場の中でやるみたいです。
新築と同じようにイベントとかリフォームの特別セミナーとかをやる感じです。
新築の場合だと来店予約のオファーとか資料請求のオファーとかが載ってたりします。
それと同じようにリフォームチラシにもオファーが載っています。
そのオファーとは「カタログ・資料差し上げます」というもの。
カタログ・資料差し上げますという書き方はどんな資料がもらえるのか全く分からないので工夫する必要があると思います。
同じパラグラフの中に「リフォームで失敗しないメルマガ配信中」というのもあります。
隣にQRコードが載ってるので資料請求のためなのかメルマガなのか分からないというのもあります。
そんな感じでボヤっとしたオファーとCTA(行動喚起)になっているんですが1つ光ってる部分がありました。
それはなんだと思いますか?
チラシの右下が「ハガキの申込書」になってるんです。
通販とか通信教育とかでよくありますよね。アレと同じです。
ハガキを切り取ってポストに入れてくださいという感じです。
「ハガキなんか使う人いるの?」と思うかもしれませんよね。
新築だったら僕もそう思います。
一次取得層がハガキを切り取ってポストに入れるのは考えづらい。
でもリフォームをやる年代だったら?
実はこのリフォームのチラシ、デザイン系とか営繕型とかのチラシではありません。
よくある新築と同じようにまるまる作り変えましょうよ、というチラシです。
つまり中古購入してリフォームして住もうとしてるような若者向けではないんですね。
ターゲットの客層は子供も独立して夫婦二人といった60代くらいの世代になります。
そうするとハガキでの資料請求はありうる話になってくるんです。
普段、通販とかでこういった方法を使ってますからね。
電話番号が載っていても良かったと思いますし、FAXでの申込みがあっても良かったと思います。
でもハガキというのはターゲットのお客さんにマッチしていると思います。
いかがでしょうか?
チラシから資料請求してもらうにはいろんな方法があります。
最近だとホームページに誘導する方法が一般的かもしれません。
でもターゲットの客層によってはそれよりもっと効果的な方法があるかもしれません。
ターゲットと同じ行動をしてみる。
今回のケースだとターゲットの客層で流行ってる通販とかになるでしょうか?
改めて見て見ると参考になることがたくさん埋もれているかもしれませんね。