SEOの過去10年間の移り変わり
2016.04.06 | マーケティングブログ
最近SEO、SEOって話を聞かなくなりました。
多分あなたの会社にも10年前はホームページの売り込み電話がかかってきてませんでしたか?
7年前にはSEOの売り込み。
その後はリスティング。そして今はLP(ランディングページ)になっています。
時代は流れていますね。
そしてSEOって話をあまり聞かなくなりました。
SEOっていうのは「検索エンジン最適化」というのが直訳で、分かりやすく言うと検索エンジンで1位取りましょうよって話。
それこそ15年前のSEOはむちゃくちゃ簡単でした。
そもそもホームページ作れば満足って会社が多かったから、ほとんどの会社は作ったホームページをどうやってより多くのお客さんに見せるかなんてことは考えていませんでした。
そもそもホームページからお客さんが来るなんてことは思っていませんでしたから。
それを承知でホームページ作るって、、、新し物好きの自己満足ですね。だから作って満足だったんです。
なのでYahooで上位表示しようとかGoogleが新しく登場しても「誰がこんなサイト使うの?」って感じで、SEOを考えてる人はごくわずかでした。
だから圧倒的に上位表示できました。
その後だんだんホームページの効果に皆が気付いてきてSEOが難しくなっていきます。
大量のキーワードをページに設置することが効いたりとか、ページ内のキーワードの出現比率をコントロールしたりとか、内的施策が必要になってきます。
そして次が外的施策。
SEOで営業電話が掛かってきてた被リンク増やそうってヤツです。
要するに自分のホームページに他のサイトからいっぱいリンク貼ってもらえばもらうほど上位表示できるって感じです。
それから後は被リンクの数ではなく質って状態になって、自分のホームページとリンクしているサイトの内容の関連性が重要になったりと移っていきました。
このあたりがいわゆるSEOってヤツのピークかな?と思います。
営業電話もピークでした。
「御社のサイトをYahooの『●●市●●』ってキーワードで1位にしますよ。弊社はYahooの提携会社ですから間違いないです。これは●●市で1社だけ募集しています、、、」
って電話かかってきてませんでしたか?
ここまではテクニックでどうにかできた世界です。
ブログでもなんでも適当なサイトをいっぱい作ってリンクを貼ればそれでOKでした。
1万とか2万とかとにかく数が勝負でした。
リンクファームが流行ったのもこの頃です。リンクファームっていうのは相互リンクサイトです。
お互いのサイトでリンクを貼りあう手法。
今でもこの方法を使ってるホームページ制作会社とかあるから気をつけた方がいいかもしれません。
ホームページ制作会社が管理してるクライアントのサイトがありますよね。
まず、その管理してる全サイトにリンク集みたいなページを用意します。
そして管理してる全サイトでリンクを貼りあう感じです。
それって効果あるんでしょうか?
Googleじゃないから本当のことはわかりませんが、誰でも簡単にやれちゃうような方法の効果は薄いかな?と思います。
管理サイトでリンク貼りあうっていうのもリンクファームみたいなものだから、やり方としては危険かもしれませんね。
そしてSEOにはフェイスブックなんかのSNSからの影響も加わり、今はコンテンツSEOって感じに落ち着いています。
お客さんに価値を与えるページが上位表示されます。
コンテンツSEOなんて当たり前の話なんですが今までそれだけいろんなベクトルに大きくぶれてたっていうことです。
ふ~っ、SEOの移り変わりを簡単にたどってみました。