起業するときに重要なこと
2016.02.16 | マーケティングブログ
今日の朝も新聞の折込チラシチェックからスタート。
新聞広告もチェック。
肝心の新聞の中身は読まないの?って思うかもしれませんが、ほとんど読みません。ざっと流し読み程度です。
新聞じゃトレンドを把握するくらいしかできないので。
新聞のビジネス欄では上場してるような大企業にスポットが当たってることがほとんどです。
そんな大企業も業績が悪いとか海外企業に買収されるとかいったニュースを結構目にするようになりました。今に始まったことじゃないですけどね。
そんな時流を察知してなのか、企業に勤めるってことが仕事をすることっていう考え方も変わってきてるみたいですね。若者なんかは顕著だと思います。
一流大学出た人が起業するなんて考えられなかった。30年前だったら起業するって会社に入れなった人が仕方なしにってイメージがありましたが、今は逆。
会社には入れるけど、会社だとできない(もしくは時間がかかる)ことを自分でやろうって人が増えてるってことだと思います。
起業に関する情報もあふれていて今後の成長産業の一つだと思います。
僕も起業する人から広告の相談を受けたりします。ホームページの制作とかチラシの制作とかが多いです。
そして、ほとんどの人が広告費について相談してきます。
「今度新しく自分で仕事することになったんですけど、ホームページ作ったらいくらくらいになりますか?」
といった感じです。
話を聞いてみると名刺にホームページのアドレスを印刷するからホームページが欲しいといったこともあります。ホームページくらい持ってないと恰好がつかないようです。だからホームページさえあればコンテンツはどうでもいい状態。
さらに詳しく話を聞くと事務所は借りようとしてたりします。
「そんなの自宅で十分じゃない?」
って思う業種(例えば士業とか)でも借りてたりします。
こういった話を聞くと「なんかお金かけるところを間違っていませんか?」と思ってしまいます。
コストと投資という感覚がないまま起業しているような気がしませんか。
要はお客さんは勝手に集まってくるだろうって感じです。
そして、勝手に集まったお客さんの紹介で自然と顧客が増えていくってストーリーです。
勝手にどこからお客さんが集まってくるんでしょうか?ありえませんよね。
お客さんが欲しければドアを叩くか電話するか、広告を打たなければいけない。
特に単身で起業する場合、叩きと電話は費用はかからないかもしれませんが効率的ではありません。かなりストレスが溜まります。
一気に多くの人にメッセージを伝えるには広告が一番。
当然、広告には費用がかかります。これはお客さんを獲得するための投資です。
反対に事務所なんかはコストの典型ですね。
コストを抑えるなら自宅でスタートしてもいいのでは?と思っちゃいます。自宅なら家賃がかかりませんからね。その浮いたコストを投資に回したほうが早く事業が回ると思いませんか?
事務所に月々10万円のコストをかけるなら、自宅でやって広告に月々10万円投資したほうがいいってことです。
事務所に10万円かけてもお客さんは来ませんよね。
10万円あればフリーペーパーに掲載できます。
10万円あれば近辺に折込チラシ2万部打てます。
10万円あればホームページを運営管理してくれるところもあります。
事務所よりこっちのほうがはるかにお客さんを獲得できる確率は高い。
起業するなら事務所なんかの見た目よりまずはお客さんを集める広告に力を入れたほうがいいと思います。
背伸びはしないで、お客さんを獲得できることに投資する。起業するなら重要ですよ。