無駄なリソース使っていませんか?
2016.01.29 | マーケティングブログ
事務所から更新。
強い寒波が日本列島を襲っているようで、九州なんかは雪がかなり降ったみたいです。
実家の福岡でも、妹家族がかまくらを作ってるとメールが入りました。
かまくら作れるくらいだから相当降ってますね。
ちなみに、九州のことをあまり知らない人にしてみると、福岡で雪が降るっていうと
「え~っ、福岡雪降るの?」
ってなります。
お教えしますと、九州でも基本的に雪があまり降らないのは宮崎と鹿児島だけです。
福岡、長崎なんかはガンガン降ります。(ちょっと言い過ぎ?)
気温も千葉よりも寒いくらいです。
そんな寒波が千葉も襲い、千葉でも寒い毎日が続いています。
そうなると嫌になってくるのがお風呂。お風呂が寒い。
正確に言うとお風呂の洗い場が寒くて、体を洗うのが嫌になります。
湯船に浸かって、風呂を出るときも早く出て早く体を拭きたくなります。
気化熱で体が冷たくなりますからね。
そうすると、あわてて風呂を出るもんだから風呂のリモコンスイッチを切り忘れる。
ってことが毎回起きます。
すると、女房が
「ちゃんとスイッチ切ってよね」
と独り言を言いながら風呂にスイッチを切りに行く、ということが頻発します。
そして、女房の機嫌が悪くなって夫婦仲がギクシャクする。(かもしれない。今のところ大丈夫)
風が吹けば桶屋が儲かる、じゃないけど風呂のスイッチ一つで夫婦仲が悪くなるのでは、放っておくわけにもいきません。
ではなぜ、風呂のリモコンスイッチを切り忘れるのか?
僕が頭が悪いから?それもあると思いますが、、、一番の原因はインターフェース。
操作環境のことです。
我家の風呂のリモコンスイッチは、風呂のドアとは反対側についています。
反対側についてるから、どうしても風呂から出るときに見落としてしまいます。
以前住んでたマンションの時は、風呂のドア側に付いてたから切り忘れることはありませんでした。
「だったら、ドア側に付ければイイじゃん」
ってことになるんですけど、洗い場のシャワーがドアと反対側にあるからそうもいかない。
だって、何かリモコンスイッチを操作するとき反対側向かなきゃいけなくなりますよね?使いづらい。
じゃあ、どうすればいいのか?
そもそも女房が不機嫌になる原因が、リモコンスイッチを切るためにわざわざ風呂まで行くことだってことが分かりました。なぜわざわざ風呂まで行くのかって、風呂場のリモコンスイッチじゃないと切れないから。
それが面倒くさいから、風呂を出るときにスイッチをちゃんと切れということになる。
だったら、キッチンのリモコンスイッチで切ればいいのでは?
それが、僕なりに導き出した答えです。
リモコンスイッチ切るくらい覚えとけよ!って思うかもしれないけど、脳はいろんなことにリソースを使っている。
そこに風呂のリモコンスイッチを切るなんて余計なものは入れられません。
だから、そういった負荷がかからないようにするためにルーティン処理できるようにするのがいい。
風呂のリモコンスイッチは出口付近にあるのがいいし、それができないなら別の方法を考える。
ここで、切るのを忘れないように頑張る人は「環境に合わせようとする人」。
逆は「環境を変えようとする人」。
どっちが良いも悪いもありません。
でも、あまり重要じゃないことなんかは、環境を変えたほうが上手くいくことが多い。
脳にも使えるエネルギー量があります。
脳の無駄なリソースを使うとエネルギーが無くなり、重要なことに使えなくなります。
そう考えると、大事なことに脳のリソースを使いたくなりませんか?
あなたはどう思いますか?
P.S.
キッチンで切ればって女房に伝えたところ、どうもそうなっていないらしい。
キッチンからは風呂のリモコンスイッチを切ることができないみたいです。